Sleeping disorder
スリープスプリントは、医科で睡眠時無呼吸症候群と診断され歯科に依頼された場合に限り保険適用となります。
歯科医師は、病気の診断が出来ませんので詳しくは担当医にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群のリスク

習慣的にいびきをかいている人は、約2000万人以上いるといわれています。
その中で、寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断される方は約1割に上る200万人と推定されています。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea syndrome)は下記のように定義される病気です。一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸や低呼吸(呼吸が浅くなる状態)が30回以上起こる。又は、睡眠1時間あたりの無呼吸、低呼吸が5回以上起こる場合は睡眠時無呼吸症候群といえます。当然、十分な睡眠を取ることが出来ず、日中の慢性的な眠気、業務効率の低下や居眠り運転など、社会生活に多くの支障をきたすことがあります。
加えて、【長期にわたりいびきをかく・無呼吸状態が続く】という状況は身体への負担にも繋がってしまいます。高血圧、不整脈、心臓病、脳血管障害、糖尿病などの誘発、記憶力・思考力の低下など、まったく良いことがございません。
スリープスプリントのご提案
当院では、スリープスプリントとよばれる歯科装具を活用して、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の改善のご提案をいたします。
睡眠時に下顎を少し前方へ突き出させるように工夫を施したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。マウスピースの効果で、のどの空気の通り道が広がり、いびきや無呼吸を緩和いたします。
※有効率は90%になると言われております。
※マウスピースなので、出張や旅行の際でも常に携帯することが可能です。
丈夫なプラスチック加工ですので、長くお使い頂けます。
治療の流れ
Step.1来院
当クリニックで口腔内治療を行い、近隣の睡眠障害の専門医の先生をご紹介いたします。
Step.2精密検査
紹介先の医院で精密検査を受けて頂きます。
検査データと紹介状がもらえますので、再度来院いただきマウスピースの作成を行います。
Step.3調整
マウスピースを2・3回調整してお渡しいたします。
※残存歯が少ない場合、反対咬含、顎関節症の症状がある場合、マウスピースが作製出来ないことがあります。
保険適用・診察連携について
スリープスプリントは、医科で睡眠時無呼吸症候群と診断され歯科に依頼された場合に限り保険適用となります。歯科医師は、病気の診断が出来ませんので詳しくは担当医にご相談ください。
当院では、睡眠障害の専門クリニックであるグッドスリープクリニックの斉藤恒博先生と連携診療しております。