痛みを抑える治療について

当院では、歯科治療に伴う痛みを最小限にすることを心がけています。


歯を削るタービンの音、振動、口を長時間あけなくてはいけない、治療中に呼吸が出来なくて苦しい、溺れた感じ等々確かにいっぱいありますね。
その中で、最も嫌なことの1つに麻酔の注射があります。


痛みを少なくする麻酔注射の治療のポイント


1.表面麻酔の使用
麻酔注射をする前に必ず表面麻酔を塗布します。
麻酔は針を刺すときが一番痛いので粘膜の表面を麻痺させることで針先が粘膜を通過する刺される感覚を鈍くさせます。


2.痛みの少ない極細の針を使用
注射針は太いより細いほうが刺されるときの痛みが少なくなります。
細ければ細いほうが良いので当院では33Gか31Gの現在市販されているものの
最も細いサイズを使用しています。


3.麻酔液を保温器で体温と同じ37度にしています。
麻酔液を注入する際に体温と同じ温度に設定しておくと注入時の抵抗と
刺激が少なく痛みの軽減につながります。


※口の中の温度とは異なる冷たい麻酔液だと痛みを感じやすくなります。


4.電動麻酔器を使用
電動麻酔器は麻酔の入る速度をゆっくりとした一定のスピードで行います。
人が行うと一定の速度で注入することは至難の業です。
痛みの原因のひとつに、針を刺す時、麻酔液注入時の不必要な圧力があります。
麻酔器をを使うことで一定の速度で注入できるので痛みにつながる動作を避けることが出来ます。


このような工夫をすることで、痛みを出来るだけ抑えた治療を進めております。

2019.04.20

ùスタッフブログ一覧へ戻る