歯が痛くなったときどの歯が痛いか当てることが難しい?

歯が痛くなったときどの歯が痛いか当てることは難しいと言われています。
なぜだかわかりますか?

歯の痛みは口の全体にひろがり、どの歯が痛いか自分でさえわからなくなることがあります。
前歯なら原因の歯を当てることが出来ても奥歯に行くほど正解率が低くなります。
特に激しい痛みを感じるときは上下の歯痛の区別さえ出来なくなります。
下の奥歯に痛みの原因があっても上の奥歯が痛いと錯覚をおこすことがあります。

脳神経の1つ三叉神経は三つに分かれています。三叉神経の2番目の枝が上顎の歯の痛み3番目の枝が下顎の歯の痛みを伝えます。同じ神経から伝達された信号を脳自身が正確に判断できないのです。

レントゲンを撮影することが正しい診断に必要になります。

人間のからだはいつも正しい判断をするとは限りません。カーナビゲーションシステムのような誤作動は起こります。

2020.04.01

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