「親知らず」について知ろう

歯科医院を受診してX線写真を撮ったら「親知らずがありますね」と言われたら?

 

親知らずは正式に第三大臼歯と言います。上下左右に最大数は4本になりますが無い人もいます。

 

生えるのが最も遅く20歳ごろに出てくるため昔は親と死別していることが多かったのでこの名が付きました。英語ではwisdom tooth (知恵の歯)分別のつく年頃に生えることが由来らしい。日本でも歯医者は智歯と呼びます。

 

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最近では、親知らずは斜めに生えたり歯茎の中に埋まっていたりするので周囲に隙間ができやすく、清潔に保ちにくいので虫歯や歯肉炎になりやすい傾向があります。

 

がっしりした大きな顎の縄文人ならしっかりまっすぐ生えるけれど現代人は顎が小さくてスペースが足りない。昔は食べ物が固く砂も混じっていて顎が鍛えられ大きくなったと言われています。現代人の顎が小さいのも食生活の変化による発育不良が原因。遺伝子の変化ではないという人類学者の話もあります。食生活の向上で歯が相対的に大きくなっている説もあります。

 

親知らずの欠けている割合は時代により違いがあります。縄文時代約5%弥生時代20%、1930年代50%、50年代以降30%平成20%になったそうです。

 

何故、減ったり増えたりするのか?定説はないらしい。

 

ちなみに1本も親知らずがない人は5%です。親知らずが悪さをしない幸運な人ですね。

2016.06.06

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